2015.6.9茨木童子の写真徒然
小さな生き物たち
近所に住まいする孫たちを娘が、その近さもあってか週末には決まって我が家に連れてやって来る。そして、いつも家の中を引っ掻き回して帰ります。
2歳になる孫娘はベランダの植栽に水を遣るのが大好きで、いつものように家内とペットボトルの水をまきながら「はらぺこあおむしさんがいる」と叫んでいます。
なんと、山椒の枝に「アゲハ蝶の幼虫」がちょこんと居座っているのです。何とも愛らしく(気持ち悪い、という人も居ますが)思えて写真に収めてみました。4歳の孫娘も最初は怖がって逃げてきましたが、やはり気になるようで幾度も観に行きます。この小さい生き物が気になるようです。少しは生命の多様性に触れることが出来たでしょうか?
捕食者に見つからなければ、やがて蛹になり蝶となってくれるでしょう。日に日に葉っぱが無くなっていくさまは寂しくて悲しくも思えますが、せっかく来てくれた小さなお客様にお食事を提供しているのだと・・・今では、孫の好きな絵本のように蝶となって、我が家から飛び立って行けるように祈っています。