童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

つまようじと歯磨き-デンタルの小部屋

2017.10.08デンタルの小部屋

鎌倉時代(1330年頃)の宮中の朝


宮中の廊下を歩く女官


後ろの女官の拡大図

平安時代に書かれた枕草子を絵で表したのが枕草子絵詞です。朝の宮中の廊下を歩く二人の女性が描かれています。天皇が起きられて洗面をし、歯を磨かれる道具を運んでいる様子を描いたものです。前の女性は水注を持っています。後ろの女性が持つお盆の上にのっているのがうがい椀と房楊枝です。二人とも口を覆っています。息がかからないようにして気を遣っているのが分かります。奈良時代に遣唐使、遣隋使として仏教と共に中国の先進文化を学び、持ち帰りました中の一つがこの歯磨きの習慣です。最初は僧侶の間で使われ、次第に高貴な方々に広がっていきました。



The famous nobel Makuranososhi was written In Heian period (around 11century). In 14th century it was published with paintings called Makuranosoushi Ekootoba. The 2 ladies walking along pasaage are drawn in the palace. The emperor wake up in the morning and wash her face. The 2 ladies carry the tools for washing and tooth brusing.

The front one has water bottle and next one has cup for rinse and tuft toothbrush on the tray. They cover their mouth not breath directly .In Nara period (6~9 century) many monks visited China to learn Buddhisum and advanced culture and brought back .

One of them is custom of tooth brushing. First among monks, later

among aristcracy the custom has spread.

「つまようじ資料室 稲葉修の部屋」より
大阪・河内長野の「つまようじ資料室」を運営する株式会社広栄社会長・稲葉修の公開しているブログです。(許可を得て転載しています。)