とんぼの眼鏡

2016.1.4新着とんぼの眼鏡

「楽」を「楽しむ」一年に

娘の通う学校では、年の初めに、全校生徒一斉の「書き初め」があります。習字が苦手だった私は、そんな学校に行かなくて良かった…と胸をなでおろしたのですが、よく聴いてみると、とてもユニークな書き初め。文字のきれいさや上手さを競うのではなく、一枚の半紙の中に自分の想いをこめて書くことが目的なので、書く言葉も書き方も自由。日本語という限定もなし。イラスト入りもOKなので、アートのような作品が続出することもあるそうです。いわゆる「ヘタうま」でもいいらしい。それなら、私でもチャレンジできるかも(笑)。

学校は、みんなで学び、みんなで成長する場所。でも、みんな同じでなくてもいいのだと教えられることも、必要だと思います。
習字本来の上手さを競うこともあれば、自由に楽しんで、それぞれの発想に驚いたり笑ったりすることもある。その方が、より豊かな気持ちになれる気がします。
上手でなくても参加できる、強くなくても一緒にプレーできる。
そんな経験が、「物事を楽しむ気持ち」を育ててくれるのではないかと思います。

「楽をする」ことは手を抜くことではなく、心は抜かずに余分な力を抜くこと。
「楽しむ」ことは、物事に向かう大きな力を得ること。
今年のキーワードは「楽」。この一年、いろいろな「楽」を考え提案していきたいと思います。

みなさま、今年も笑顔の一年に。どうぞよろしくお願いいたします。

文/坪内美樹
兵庫県生まれ。神戸大学教育学部卒業後、大阪書籍株式会社に入社。
単行本の企画・編集および小・中学生用の道徳副読本の編集に携わる。

独立後、フリーのトーキング・プランナーとして書籍や社内報の企画・編集、 NHK「くらしの経済」「ちょっといい旅」等のTV番組リポーター、 ABC「探偵!ナイトスクープ」「クイズ仕事人」等のTV番組制作ブレーンを務める。
現在は、コミュニケーションをテーマとし、講師・司会・コーディネーターなどで活動中。

自身の出身地・兵庫県豊岡市日高町の「兵庫ひだか名誉大使」を務める。
独立行政法人文化財研究所外部評価委員(平成12年度~17年度)

◆坪内美樹のGood Luckブログ
http://ameblo.jp/ukiukiwakuwaku-smile/