感謝をこめて 言葉の花束を
気がつけば12年半の月日が流れていました。最初は、訳のわからないまま好奇心で。途中から、読んでくださる方が笑顔になり、元気が出るようにと願いながら書き続けてきた「とんぼの眼鏡」。色々な出逢いがあり、思い出もいっぱい。お世話になりました。感謝をこめて、私、今月号で卒業します!
あっ、この表現って、アイドルグループのメンバーみたい(一度言ってみたかったのよね〜笑)。
それはさておき、12年も経つと、家族構成も大きく変わりました。息子は社会人になり、娘はまもなく就活生。義父を見送り、夫は単身赴任に。変わらないのは実家の母のみ。今年90になる母は、若い友人たち(といっても70代、80代です)と仲良く過ごし、私の背中を押し続けてくれています。義父がいないのは寂しいですが、それぞれが自分の場所で、たくましく笑顔で生きていることが、私の支えになっています。
「とんぼの眼鏡」を描き始めた頃から変わらない仕事もありますが、変化もありました。念願の本『ハッピーボイス健康法〜声から広がるコミュニケーション』(あいり出版)を出版でき、「笑顔でハッピーボイス」まで歌ってしまいました。次は踊るかな…と心ひそかに考えています。
いくつになっても新しいことができると信じ、まだまだチャレンジし続けたいと思います。それは、『ふんふん』で出逢ったたくさんの方々に教えられたこと。
育てていただき、ありがとうございました!
書き続ける中で、どんどん心が自由になり、いつもごきげんで執筆しておりました。拙い文章でしたが、「楽しんで読んでいます」とお便りをいただいたこともあり、大きな励みになりました。心から感謝いたします。
加えて、こんな私に依頼し続けてくださったもり・けんさん、あたたかくサポートしてくださった辻 俊雄さん、東 尚子さんはじめ関わってくださった方々に、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました!
人のご縁は繋がり、広がるもの。『ふんふん』で始まった素敵なご縁が、どんな形に変身するのか楽しみに。
皆様、またお逢いする時まで、ごきげんよう!
ハッピーボイス 研究家 坪内美樹