心も身体も柔らかく
先月の「とんぼの眼鏡」で書いた後、何か小さなチャレンジをしようと選んだのは…「身体を柔らかくすること」。肩コリ首コリは身体の緊張がほぐれないことからくると聞きますし、身体が堅いとケガもしやすくなるそうで、いいこと無し。なんだか、考えまで固まってしまいそう(笑)。やはり、心も身体も柔軟にしておくのがベスト。
試しに床に座って前屈してみると、曲がるけれどペタっとはつかない。開脚して曲げようものなら、もう足を開くだけで痛い。あれ、いつの間に…!?
そんな時に出逢ったのが「大山式ストレッチ」。ご縁をいただき、大阪大学名誉教授であり健康科学のエキスパート、大山良徳先生が教えて下さるストレッチ教室に伺わせていただきました。
先生の教えて下さるストレッチは、特別に着替えたりもせず、普通の服装で、椅子に座って行います。これなら、仕事の合間にもでき、実用的です。
先生がおっしゃるには、ストレッチで大事なのは呼吸。息をしっかり吐きだしてたっぷり吸い、その息をゆっくり吐き出しながら身体を伸ばすのが良いとのこと。息を吐きながら曲げたり伸ばしたりすると、たしかに楽で気持ちいい。
心地よさを感じながら、どれだけ変に力を入れていたのかと、自分の身体に謝りたくなりました。ごめんね、私の身体。ちゃんといたわってあげなきゃいけなかったね。
もう一つ、先生から教わった大事なことは、続けること。これが一番簡単そうで難しい。大山先生は、どんなに眠くてもしんどくても、眠る前のストレッチを欠かさないそうです!
継続は力なり。80歳現役を目指して、小さな一歩から始めましょうか。