童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

とんぼの眼鏡

2019.7.1新着とんぼの眼鏡

笑顔には笑顔が返る

先日、笑顔の師匠・近藤友二先生の講演の司会を務めました。長いおつきあいなので、何の不思議もなく先生の講演を聴かせていただきましたが、年齢を聞くと、みなさんびっくりなさいます。近藤先生は、御年87歳。まだまだ現役で講演活動に勤しんでおられ、さらに未来へのビジョンもお持ちです。
これまでも、「100歳まで現役で活動し、笑顔の大切さを伝えていく」とおっしゃっていましたが、さらに延びて、「103歳の時に、笑顔運動50周年の集大成として、日本全国を中継でつなぎ、笑顔コールをする!」ことを決められました。このパワーは、いったいどこから。見習わねばと思います。
日本人の平均寿命は、男性は81歳、女性は87歳となり、過去最高を記録。ますます伸びそうな勢いです。100歳の方も、これからどんどん増えていくのでは…そうなると、103歳現役も、十分考えられます。
長生きはもちろん喜ばしいことですが、「生きる」だけでなく「暮らす」「楽しむ」「お役に立つ」なども合わせて、長生きしたいもの。それには、やはり健康で元気で、目標があることが大事です。
笑顔は健康の源。笑う「顔」には福来る。このコラムでも何度となく書かせていただきましたが、笑顔であることは、イキイキと人生を楽しむ上でのパスポートのようなもの。パスポートは、使って初めて効力を発揮します。タンスにしまいこんでいては価値も薄れてしまいます。
笑顔も同じ。使って初めて、自分や周りを明るく元気に照らします。錆ついてしまわないように、しっかりメンテナンスをして、有効に使いこなしたいものですね。
 近藤先生と初めてお会いしたときにかけていただいたのは、「坪内さん、笑顔はいいよ~。笑顔しようね!」の言葉でした。受け身ではなく能動の笑顔を知り、以来、それが私の中でもベースになっています。
笑顔には、笑顔が返ります。今日もたくさんの笑顔に出逢えますよう、Let’s smile!

文/坪内美樹
兵庫県生まれ。神戸大学教育学部卒業後、大阪書籍株式会社に入社。
単行本の企画・編集および小・中学生用の道徳副読本の編集に携わる。

独立後、フリーのトーキング・プランナーとして書籍や社内報の企画・編集、 NHK「くらしの経済」「ちょっといい旅」等のTV番組リポーター、 ABC「探偵!ナイトスクープ」「クイズ仕事人」等のTV番組制作ブレーンを務める。
現在は、コミュニケーションをテーマとし、講師・司会・コーディネーターなどで活動中。

自身の出身地・兵庫県豊岡市日高町の「兵庫ひだか名誉大使」を務める。
独立行政法人文化財研究所外部評価委員(平成12年度~17年度)

◆坪内美樹のGood Luckブログ
http://ameblo.jp/ukiukiwakuwaku-smile/

◆「ミラサポ」サイトインタビュー記事
https://www.mirasapo.jp/features/profit/instructor/handbook_02.html