チャレンジ精神を無くさないで
人は誰でも、年をとり体力的にも衰えてくると「若い時にはできたのに…」と思うことが出てきます。
それは仕方のないことですが、あきらめないでがんばれば、まだまだ叶うこともあると、ある番組でチャレンジするタレントさんの姿から教わりました。
タレントさんは、ウッチャンこと内村光良さん(52歳)。番組の10周年記念企画で、鉄棒の大車輪に挑戦することになり、元体操日本代表選手の指導のもと、練習に取り組むこと2ヶ月。最初は、鉄棒にぶら下がるだけでもしんどそうだったのに、次第に身体を振り子のように揺すり、遠心力をつけられるようになっていく姿を見て、テレビを見ながら「がんばれ!」「もう少し!」と、一緒に応援していました。
もともと鉄棒のセンスのある人なので、まだついていけるのでしょうが、20代、せめて30代ならまだしも、50代の身体にはかなりきついはず。ウッチャンにとっても、このチャレンジは辛く苦しいものだったと思います。それでも、あきらめずに練習を続けます。仕事も多忙なのに、よく時間が取れるなあと、それにも感心しました。
結果、最後の最後に、見事、大車輪を成功させるのです!
よかった! よくやった! と、拍手しながら、大きな感動を味わいました。
あらためて思うのです。要は、やる気の問題なのだと。物事を成すには、体力気力根性、そして「忙しい」を言い訳にしないこと。
実は鉄棒少女だった私は、小学生の時に大車輪をしたことがあります。一生懸命練習したなとは覚えていますが、今となっては、なぜできたのか不思議なくらい。そうなんだ、私もやればできる子だったんだ…!
今から大車輪は、ちょっと考えられませんが、何か小さなチャレンジをしよう! 実りの秋に向け、ひそかに闘志を燃やしています。