童謡は心のふるさと
童謡生誕100年記念として、今年も高野山で開催された「童謡大学&童謡ウォーク」。今回、「ハッピーボイス健康法~童謡を声に出して」のテーマで、お話しさせていただきました。
もう10年以上続いている童謡ウォークは、淡路島でスタートしました。
その頃、私が若女将をしていたホテル・旅館で、海の日に合わせて、もり・けんさんのハーモニカコンサートを開催していました。コンサートの打ち上げで、もり・けんさんはじめ、童謡を愛する仲間のみなさんと、楽しい飲み会をしている時に、その企画は生まれました。
「こうしたコンサートもいいけれど、何かもっと童謡を身近に楽しめるきっかけがあるといいね」「歩きながら童謡を歌うとか」「あっ、それいいかも!」
「ウォークラリーみたいに、途中でクイズに答えるとかすると、子どもも参加できるね」などなど、飲みながら歌いながら、いろいろな思いつきがどんどん飛び出して、それが形になったのが「第1回 童謡ウォークin淡路島」でした。
現在もり・けんさんのマネージャーを務める東尚子さんが働きかけてくださり、アサヒビール様から、参加者につけてもらうゼッケンのご提供をいただきました。地元の中学生・高校生が、ボランティアスタッフとして参加してくれました。本当に色々な方のご協力をいただきました。
ラリーのポイント地点で、クイズに答えるか童謡を歌うかで、スタンプを押すことにしたのですが、その内容はどうするか、どこにそのポイントを置くかなど、考えることは山ほどありました。準備が大変だったはずなのに、今は楽しかったことした浮かんできません(笑)。ウォーキングコースの下見に、みなさんであちこち歩いたことも、懐かしく思い出されます。
どんなことでも続ければ歴史になります。10年続けば、ファンも付き、広がりも出てきます。ここ数年はご無沙汰していたのに、懐かしいふるさとに帰ったような気持ちになれたのは、変わらずにいてくれた童謡を愛する仲間のみなさんのおかげです! 本当にありがとうございました。
様々な自然災害は尽きず、心を痛めることも多い毎日です。だからこそ、心を癒し元気づける童謡を大切に歌いたい、伝えて行きたい、一緒に歌える仲間(とくに若い世代)を作りたい…そう思います。
みなさん、一緒に童謡伝道師になりましょう♪