感謝と恩返し
ここ数年、毎朝必ずしていることがあります。それはお参り。そんなに大層なものではなく、我が家の簡易神棚とお仏壇の両方に手を合わせ、家内安全、時には大きく世界の平和と安全を祈り、ご先祖様に感謝する。お参りをすることで、心が落ち着くのですね。不思議なもので、毎日手を合わせていると、それなりに守られている気がしてきます。
「倍返しだ!」の言葉とともに一斉を風靡したドラマ『半沢直樹』の続編が、7月から放送されています。今回のシリーズでは「感謝と恩返し」の言葉が加わりました。感謝することはもちろん、その思いをちゃんと伝え、何らかの形で返して行くことが大事なのだと、心に残りました。
感謝の思いを伝えたい人はたくさんありますが、その中のお一人が、病気の治療をすることになりました。ショックでした。いつも自分のことより人のことを考えて動いてしまう彼女。優しくてほんわかしていて、会うたびに癒され元気をもらっています。困った時、どれだけ彼女の笑顔に救われ、助けてもらったことか…その恩返しをするのは今よ! と思うものの、医療の専門家でもない自分に、何ができるのか。非力だなあと感じます。
せめて、ひたすら快癒を祈ることにしました。笑顔の彼女と、また一緒に食事をしたい。「治ってよかったね!」と笑いあいたい。他愛もないことをおしゃべりしたり、ときには童謡唱歌を歌ったり。そんな楽しい場面をイメージしながら、少しでも早く会えるよう祈り続けています。祈りが届くには時間がかかるかもしれませんが、諦めずに祈ることで、きっと実を結ぶと信じています。
コロナで自由に人と会えない生活が続きますが、会えないからこそ大事にしたいつながりが見えてきませんか。色々な人に助けられ、愛し愛され生きていることが嬉しくなりませんか。
感謝と恩返しのバトンをつなぎながら、あなたも笑顔の日々を!