心、ここにあり。
最近話題の「マインドフルネス瞑想法」。2007年から社内研修を行っているグーグル社を始め、ゴールドマン・サックスやP&Gなど、世界的に有名な企業が組織的に取り組んでいます。
マインドフルネスにより、集中力や充実感が高まり、健康になる、ストレスに強くなるなど、様々な効果が言われています。
話題のものはとりあえず体験してみようと、講座を受けることにしました。
講師の先生の説明によると、マインドフルネスとは、「今この時」に向き合うことで、状況や全体像、変化を敏感にとらえられる行為のこと。マインド(心)がフルネス(満たされている状態)であり、マインドレス(心、ここにあらず)でないということ。今この瞬間に意識を向けることで、脳を無駄に疲れさせることなく、能力を発揮できるようになると伺いました。
マインドフルネス瞑想法をおこなう上で、大切なのは呼吸。自分の呼吸に意識を集中させ、「今、息が身体中に行きわたっている…」「今、身体中の要らないものを吐き出している…」というように、「呼吸」のことだけを考えるのが大事だそうです。
「あっ、メールの返信、まだだった」「クリーニング出さなきゃ」なんて、庶民的なあれこれを思い浮かべては、「呼吸に集中!」と言いきかせ、1分間の呼吸瞑想をするうちに、息が身体の中を行き来するのが心地よくなりました。
後半におこなった5分間の呼吸瞑想では、身体が温かくなり、キラキラしたイメージが見えてきました。おっ、何かが変わったかも!?
実感として、身体の中をお掃除した感じ。スッキリして、物事が考えやすくなったように思いました。
毎日お風呂に入って体の汚れや疲れを取るように、頭の中も、その日のうちにクリアにすることが大切なのですね。
「今、ここにいる」ことを感じながらの呼吸瞑想。新しい習慣になりそうです。