童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

とんぼの眼鏡

2017.10.01新着とんぼの眼鏡

心、ここにあり。

最近話題の「マインドフルネス瞑想法」。2007年から社内研修を行っているグーグル社を始め、ゴールドマン・サックスやP&Gなど、世界的に有名な企業が組織的に取り組んでいます。

マインドフルネスにより、集中力や充実感が高まり、健康になる、ストレスに強くなるなど、様々な効果が言われています。

話題のものはとりあえず体験してみようと、講座を受けることにしました。
講師の先生の説明によると、マインドフルネスとは、「今この時」に向き合うことで、状況や全体像、変化を敏感にとらえられる行為のこと。マインド(心)がフルネス(満たされている状態)であり、マインドレス(心、ここにあらず)でないということ。今この瞬間に意識を向けることで、脳を無駄に疲れさせることなく、能力を発揮できるようになると伺いました。

マインドフルネス瞑想法をおこなう上で、大切なのは呼吸。自分の呼吸に意識を集中させ、「今、息が身体中に行きわたっている…」「今、身体中の要らないものを吐き出している…」というように、「呼吸」のことだけを考えるのが大事だそうです。

「あっ、メールの返信、まだだった」「クリーニング出さなきゃ」なんて、庶民的なあれこれを思い浮かべては、「呼吸に集中!」と言いきかせ、1分間の呼吸瞑想をするうちに、息が身体の中を行き来するのが心地よくなりました。
後半におこなった5分間の呼吸瞑想では、身体が温かくなり、キラキラしたイメージが見えてきました。おっ、何かが変わったかも!?

実感として、身体の中をお掃除した感じ。スッキリして、物事が考えやすくなったように思いました。
毎日お風呂に入って体の汚れや疲れを取るように、頭の中も、その日のうちにクリアにすることが大切なのですね。
「今、ここにいる」ことを感じながらの呼吸瞑想。新しい習慣になりそうです。

文/坪内美樹
兵庫県生まれ。神戸大学教育学部卒業後、大阪書籍株式会社に入社。
単行本の企画・編集および小・中学生用の道徳副読本の編集に携わる。

独立後、フリーのトーキング・プランナーとして書籍や社内報の企画・編集、 NHK「くらしの経済」「ちょっといい旅」等のTV番組リポーター、 ABC「探偵!ナイトスクープ」「クイズ仕事人」等のTV番組制作ブレーンを務める。
現在は、コミュニケーションをテーマとし、講師・司会・コーディネーターなどで活動中。

自身の出身地・兵庫県豊岡市日高町の「兵庫ひだか名誉大使」を務める。
独立行政法人文化財研究所外部評価委員(平成12年度~17年度)

◆坪内美樹のGood Luckブログ
http://ameblo.jp/ukiukiwakuwaku-smile/

◆「ミラサポ」サイトインタビュー記事
https://www.mirasapo.jp/features/profit/instructor/handbook_02.html