童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

とんぼの眼鏡

2020.7.1新着とんぼの眼鏡

新しい道を開こう

 ウィズコロナ、アフターコロナと言われる時代を迎えてしまった私たち。
まさかこんな風に世界が変わるとは、一年前の今頃は、思いもしませんでした。たしかに不都合はありますが、悪いことばかりでもなかったと感じています。

「明るいおこもり生活」をしながら断捨離や大掃除をすることで、心の掃除もできました。生活を見直し、本当にそれは必要? と問いかける癖がつきました。家と向き合う時間のおかげで、大事にしたいと愛着がわきました。この家があるから、安心して仕事に出かけられる…私たち家族は、家に守られていたんだなあと感じることもできました。
仕事がキャンセルになり、このままで大丈夫? と不安になることもありましたが、今もこうして生活しているのですから、何とかなるのです、きっと。

 このウィズコロナの中で気づいたことは、どんな状況でも活路はあるということ。今までのやり方ができなければ、やり方を変えればいいのです。
私がメインにしている講師や司会の仕事は、コロナが収まったとしても、すぐに人が集まる元のスタイルに戻すのは、難しいのが現実です。
 その中で、昨年から始めたズームが、一筋の光になりました。今や会議やセミナーはもちろん、オンライン飲み会でもポピュラーとなったズーム。これを使って、打合せ、レッスン、時には飲み会と対応を増やしています。ものは考えようで、今までは会いに行かなければ会えなかった人と、自宅に居ながら繋がることができるのです。主宰しているハッピーボイスサロン(オンライン)で、大阪の方と東京の方が一緒に参加してくれた時には、ちょっと感動しました。オンラインで仕事ができることに、救われる思いがしました。

 それでも、実際に会って会話や仕事をする楽しさは、忘れたくありません。欲張りですが、どちらも欲しいのです(笑)。
その時々に合わせ形は変わろうとも、心は同じ。人と繋がり、笑い、支え合い、楽しんで、感謝して生きて行きたいと心から思います。
梅雨が明ければ夏。雨上がりの空に、コロナに負けない笑顔の花を咲かせましょ♪

文/坪内美樹
兵庫県生まれ。神戸大学教育学部卒業後、大阪書籍株式会社に入社。
単行本の企画・編集および小・中学生用の道徳副読本の編集に携わる。

独立後、フリーのトーキング・プランナーとして書籍や社内報の企画・編集、 NHK「くらしの経済」「ちょっといい旅」等のTV番組リポーター、 ABC「探偵!ナイトスクープ」「クイズ仕事人」等のTV番組制作ブレーンを務める。
現在は、コミュニケーションをテーマとし、講師・司会・コーディネーターなどで活動中。

著書『ハッピーボイス健康法~声から広がるコミュニケーション』(あいり出版)
自身の出身地・兵庫県豊岡市日高町の「兵庫ひだか名誉大使」を務める。
独立行政法人文化財研究所外部評価委員(平成12年度~17年度)

◆坪内美樹のGood Luckブログ
http://ameblo.jp/ukiukiwakuwaku-smile/

◆「ミラサポ」サイトインタビュー記事
https://www.mirasapo.jp/features/profit/instructor/handbook_02.html