めざせ! 逆転ホームラン
「夏休みは入試の天王山」と言われ、受験勉強に追いたてられた17歳の夏。
遥か昔になりすぎて(笑)、記憶もそれほど残っていませんが、夏の甲子園大会を見ながら、自宅で勉強していたことを覚えています。
時代は昭和。田舎の公立高校。塾も夏期講習も縁が無く、ほぼ自宅で勉強するしかなかった夏休み。せめて甲子園くらい観なきゃ、楽しみが無いものね~。
そんな自分の時代とは、はるかに違う受験生活を送る娘、17歳の夏。
「塾は要りません」と公言する学校の方針を信じ、授業と校内での講座、自学で対策を立てていますが、とにかく学校滞在時間が長い! もう、学校の方が「家」に思えてきそうなくらいです。
昭和の高校生とは違い、色々な受験情報が簡単に手に入り、対策を立てる上ではプラスの部分もあるでしょうが、その分、考えなくてもいいことに悩んだり、迷ったりすることもあるのではと思います。
どの時代でも、最後に信じるのは自分の力、そして運。
運を引き寄せるためには、できることを精一杯やり、ここまできたら、もういい! と思いきれるところまでやり尽くすことが必要だと感じます。
それって、言うのはたやすいですが、実行するのは大変よ…。
何をするにも、努力のないところには、道は開けません。
目標に向かって努力できることが大事、そして目標を持てること自体が、幸せなことだと思います。
「ちょっとそれは無理じゃない?」と思うようなことでも、だれよりも一生懸命努力して、何とかがんばってしまう娘の姿を、これまでたくさん見せてもらいました。中学高校の6年間を過ごし、いよいよ最後の難関に向かいます。
最後の最後に、逆転ホームランを打ってほしい、いえ、打ってくれるはず!
思いっきり「親ばか」して応援するばかりの、○歳の夏です。