さあ、楽しくなってきた♪
寒い季節に生まれたら、寒さに強い…などというのは、大きな勘違い。私の場合、極寒の真っ只中に生まれていますが、寒さは苦手。どちらかといえば真夏の方が許せます(笑)。
それでも冬はやってきて、 寒さに耐える日々の中、ふと、気づいたのです。
春が恋しい、春がうれしいのは、寒い冬があるおかげ。ずーっと春なら、快適ですが感動は薄らぎます。寒いから、それに耐える工夫も生まれ、差し込む日差しに感謝もします。つまりは、冬があるから春の存在感が増すということ。
反対に、ウィンタースポーツが好きな人は、春が来るのを遅らせたいと思うかもしれません。寒い季節の方が、気持ちがシャキッとするから好きという人もいますよね。
そう考えると…色々な事象が、実はこんな風に抱き合わせになっているように思います。
それは人間関係でも同じかも。なぜかいつも気になったり、いやだな?と反目してみたり、何かにつけて張り合う間柄は、面倒ですが、考えようではありがたいもの。負けたくないから、頑張る気持ちも生まれます。お互いがいるから、あらためて良さがわかり、輝けるのではないかしら。
注意されたり怒られたり、時には嫌味の一つも言われたり、それも優しさやありがたさを感じるためのスパイスなのかもしれません。
そんな存在を受け入れ、喜び、感謝できるようになれば、人生はもっと楽しくなる気がします。
春は弥生。寒さの中に暖かさが見え隠れしながら、季節が動いていきます。
どんなに寒くても、春の来ない年はありません。
同じように、どんなに厳しい状況でも、大きな壁が立ち塞がろうとも、いつ
かは「笑い話」になると信じています。
楽しいと思えば、楽しくなってくるもの。耐えた分だけ華やかに、笑う顔にも声にも心にも、幸せと福の花を咲かせましょう!