浜千鳥
「赤い鳥」創刊の翌年に詩が書かれました。そしてその翌年に弘田が曲をつけました。
みんなに歌われ出したのはそれからまた3年くらいたった頃です。この名曲も、正に赤い鳥童謡運動のさなかに生まれました。
「浜千鳥」とは、浜辺の千鳥のことを言いますが、「ハマチドリ」という名の鳥は実際にはいません。
作詞の鹿島鳴秋は、子ども向けの雑誌「少女号」の編集発行人でもありました。
彼が知人を訪ねて新潟の柏崎に行ったとき、番神海岸を散歩しました。千鳥が波打ち際で遊んでいるのを見ながら、この詩のイメージが浮かんで、手帳に書き留めたといわれています。
作曲の弘田龍太郎は、後年この詩に出会い、情緒のあるこの詩に3拍子のリズムをつけました。
童謡のヒットメーカーともいわれる弘田は、この曲のほかにも「叱られて」「雨」「鯉のぼり」「雀の学校」「春よ来い」など、たくさんの名曲を残しています。
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