2018.10.2新着今月の童謡
どんぐりころころ
どんぐりころころ
青木存義 梁田貞
一 どんぐりころころ ドンブリコ
お池にはまって さあ大変
どじょうが出て来て 今日は
坊ちゃん一緒に 遊びましょう
二 どんぐりころころ よろこんで
しばらく一緒に 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと
泣いてはどじょうを 困らせた
どんぐりころころ
この歌が掲載されたのは『かはいい唱歌』で、「幼稚園又は小学校初年級程度」の子どもを対象として作られました。
作詞の青木は当時、文部省図書監修官、小学校唱歌教科書編纂委員でしたが、この唱歌集は私的に民間の出版社から出ています。だから文部省唱歌ではありませんが、曲の優しさ、かわいさで大ヒットし、子どもたちにはとっても愛される歌となりました。
青木は東京音楽学校の教授であったことから、普通は作曲者は主にその在学生、卒業生、同学校で教鞭を執った者で構成されています。
作曲の梁田も卒業生だが、青木と梁田の個人的接点が無く、作曲者の選定及び依頼は、青木ではなく、当時音楽関連の書籍を多く出版していた出版社(共益商社書店)が行ったのではないかと考える研究者もいます。
しかし、皆に愛されていることは間違いなく、後に3、4、5番までつけられて歌われていることからも人気がうかがえる作品であると思います。
今月の童謡を皆さんで歌ってください。園、学校、グループでの歌唱、演奏の様子を映像で送っていただけますでしょうか【あて先】H・U・N企画
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