9月の童謡「赤とんぼ」

2015.9.22新着今月の童謡

9月の童謡「赤とんぼ」

赤とんぼ
作詞:三木露風  作曲:山田耕筰
夕焼け小焼けの赤とんぼ
負われて見たのはいつの日か

山の畑の桑の実を
小籠(こかご)に摘んだはまぼろしか

十五で姐(ねえ)やは嫁に行き
お里の便りも絶えはてた

夕焼け小焼けの赤とんぼ
とまっているよ竿(さお)の先

赤とんぼ
 忠臣蔵・赤穂藩の城明け渡しを遂行した龍野藩主のご子息(脇坂家当主と妹)が私の門下生だった。世が世なら、お殿様とお姫様がハーモニカで「赤とんぼ」を吹いていた頃、繰り返し聞いた話。「父(最後の藩主)が、晩年喜んでいたことは、ご家来の子息、三木露風さんが、子どもの頃の龍野(現たつの市)の憧憬を詩にしてくれたので、龍野は赤とんぼの里になった」と。今や、日本の童謡を代表する歌のひとつとなったこの歌は、1921年に童謡集「眞珠島」で発表。その後、山田耕筰が1927年に作曲するとたちまち世間に広まった。90年近くもの間、たくさんの人に歌われ続け、日本だけでなく世界中でも愛唱される名曲となった。山田は言葉のアクセントを無視した頭音型アクセントを用い、赤とんぼの最初「ア」を強調したことで、この歌が印象深く残ることになった。批判もあったが、いずれ本物になるものは、ベタ誉めの意見と同じくらい酷評もついてくるものだと、私は思っている。つまり話題にならなければ人は注目しないということだ。
日本童謡協会会員 もり・けん

今月の童謡を皆さんで歌ってください。園、学校、グループでの歌唱、演奏の様子を映像で送っていただけますでしょうか。

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