村の鍛冶屋
『村の鍛冶屋』は、大正元年『尋常小学唱歌 第四学年』に発表され、当時の歌詞は上のように四番まであったが、昭和17年の国民学校教科書になって三番以下が削除された。三番以下は平和な時代に使うものを打つということが歌われており、戦時下の国策に反するものとして削除された。
また、一番の「しばしもやまずに」が「休まず」へ、「飛び散る火の花」が「飛び散る火花よ」へ、二番の「あるじは名高き いっこく老爺(おやじ)」が「あるじは名高い いっこく者よ」などと変更された。
さらに、戦後は「いっこく者」が「はたらき者」になり、最後も「打ち出すすきくわ 心こもる」などと、二回手が加えられた。
文語調は子どもに難しいという理由だが……?
今月の童謡を皆さんで歌ってください。園、学校、グループでの歌唱、演奏の様子を映像で送っていただけますでしょうか【あて先】H・U・N企画
〒530-0037大阪市北区松ヶ枝町6-12西栄ビル2F
(株)カード&メディア内
TEL:06-6352-8005 FAX:06-6353-1393
CopyrightHunkikaku2015
掲載記事の無断転載を禁じます。
掲載しました作品の著作権は、「H・U・N(フン)企画」に属します。
文中の商標等は各社に属します。