童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

今月の童謡

2019.3.2新着今月の童謡

ひなまつり

ひなまつり
林柳波 平井康三郎
一 赤い毛氈(もうせん) 敷き詰めて
お内裏(だいり)は 上(かみ)の段
金の屏風(びょうぶ)に 銀の台

二 五人囃子(ばやし)や官女(かんにょ)たち
揃って並ぶ 下(しも)の段
どれも綺麗(きれい)な お雛様

三 あられ菱餅(ひしもち)お白酒
雪洞(ぼんぼり)飾るおもしろさ
きょうは三月ひなまつり

ひなまつり
 多くの人が、雛祭りの歌をうたいましょうといえば、「明かりをつけましょ」の『うれしいひな祭り』、サトウハチロー(山野三郎)作詞、河村光陽作曲が定番となっていますね。
 今回の『ひなまつり』の歌は、『うれしいひな祭り』より5年後に作られました。この歌の詩は林柳波の詩ですが、もともと、小学校国語教科書「よみかた(四)」の韻文教材に入っていました。その詩に童謡作曲家の平井康三郎が作曲して、昭和16(1941)年「うたのほん(下)」に掲載されました。
 ひな祭りの歌にも、まだほかにいろいろとあります。
 ほかには?
『ひなまつり』、水谷まさる作詞、小松清作曲(歌いだしが、赤い毛氈金屏風~)
『おひなまつり』、斎藤信夫作詞、海沼實作曲(歌いだしが、赤い雛壇、金屏風~)


今月の童謡を皆さんで歌ってください。園、学校、グループでの歌唱、演奏の様子を映像で送っていただけますでしょうか

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