童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

今月の童謡

2022.2.3新着今月の童謡

仰げば尊し

仰げば尊し
不詳 不詳
一 仰げば尊し 我が師の恩
教えの庭にも はや幾年(いくとせ)
思えばいと疾(と)し この年月
今こそ別れめ いざさらば

二 互いに睦みし 日頃の恩
別るる後にも やよ忘るな
身を立て名をあげ やよ励めよ
今こそ別れめ いざさらば

三 朝夕馴れにし 学びの窓
蛍の灯火 積む白雪
忘るる間ぞなき ゆく年月
今こそ別れめ いざさらば

仰げば尊し
 仰げば尊し 我が師の恩 (振り返ると先生に受けたご恩はとても深い)
教えの庭にも はや幾年 (学校に通ってからもう何年も経ちました)
思えばいと疾し この年月 (思い起こすととても早く感じたこの年月)
今こそ別れめ いざさらば (今こそお別れですね それではさようなら)

互いに睦みし 日頃の恩 (お互いに仲良くした友達から受けた日頃の恩)
別るる後にも やよ忘るな (別れたあとも忘れてはなりません)
身を立て名をあげ やよ励めよ (身を立てて有名となりさらに励みなさい)
今こそ別れめ いざさらば  今こそお別れですね それではさようなら)

朝夕馴れにし 学びの窓 (朝から夕までともに慣れ親しんだ校舎)
蛍の灯火 積む白雪 (蛍のともしびの小さな光が白雪のように積もる)
忘るる間ぞなき ゆく年月 (忘れることなどないだろう過ごした日々を
今こそ別れめ いざさらば (今こそお別れしましょう それではさようなら)

 私たちは、先生から教えていただいたことがベースとなって、大人として成長し結婚し子をもうけ、育てて来たその過程で、この歌詞の意味が理解できるようになったかと思います。
 昔、歌わされたにすぎないこの歌の意味を、今こそ確認していただきたいものです。
 学生時代には「先こう」などといって、失礼な呼び名までしていた私たちの反省として、私も卒業し家庭を持ってから、このことに気づき、あわてて同級生の妻とともに、先生宅にお邪魔させてもらった思い出があります。
今月の童謡を皆さんで歌ってください。園、学校、グループでの歌唱、演奏の様子を映像で送っていただけますでしょうか

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