お山のお猿
皆さんに歌い継がれてきた、この歌は、東京社(現在の婦人画報社)から出された童謡誌「コドモノクニ」1925年(大正14年)11月号で発表されました。ということは、100年以上も前から、日本の子どもたちに歌われてきた歌なのです。可愛い歌ですね。
でも、当時の『お山のお猿』は、多少のいたずらをしても「道化者」で済まされたのですが、近年はどうでしょうか? ここ最近の猿たちは、どんどん新しい問題を投げかけてきています。
特に、観光地においては、人を襲い、食べ物などを奪っていく猿も現れています。これは人間たちが、野生のサルたちの環境に入り込んできたために起こっている現象ですが、あちこちの山や畑では、集団で農作物を荒らしたりする、困りものになっています。私たち人間が、猿たちの生活領域にどかどかと、入り込んできたからでしょう。
千葉県では、自然界では、外来種の「アカゲザル」と、日本固有種のニホンザルとの交雑が盛んに進み、種が混ざってしまっているのです。これも大きな問題となってきています。
今月の童謡を皆さんで歌ってください。園、学校、グループでの歌唱、演奏の様子を映像で送っていただけますでしょうか【あて先】H・U・N企画
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